格闘Kマガジン2002年1月号

 

武器を突きつけられた絶対絶命のホステージの状態から脱出する方法を、先月に引き続き紹介する。ナイフだけではなく、拳銃を突きつけられる、より危険な状況をいかにして脱出するか?今の時代に求められる技術がここにある。

横山雅始
中学校で竹内流柔術を始め、以後、糸棄流空手、陳式太極拳などを学び、現在の功朗法を創始する。南欧を中心に各国を訪問し、功朗法を指導。イスラ工ル護身術のクラフマガとの親交も深く、日本への招博も行った。現在、総合実戦武術功朗法総師範、国際武術文化研究会代表として、世界各国での指導に加え、日本国内でのセミナー活動に多忙を極めている。

後ろから突きつけられた場合(71)
この状況でわかるのは、自分が今、脅迫されているということだけで、相手がどのような武器を持っているかはわからない。下手に振り向いたりすると、相手が本当に攻撃してく可能性もある。足で地面を蹴って予備動作なしに回転運動を行い(72)
そのまま肘を打ち込んで(73.74)
後ろへ倒し(75)
腕を制して武器を奪い取る(76.77.78.79)
右足を軸にして右へ回転する方法もある(80.81.82)
82で肘を入れたところから制するまでを角度を変えて見る(83.84.85)
拳銃には、リボルバーとオートマチックがある。リボルバーは、ハンマー(撃鉄)かシリ ンダーを押さえてしまえば撃つことができなくなる。オーーマチックは、安全装置を解除する必要があるので、それまでにわずかな時間ができる。また、スライドの部分を持てば1発目は撃てても、2発目からは撃てなくなる。リボルバー、オーーマチックのいずれにせよ、ハンマーに指を入れてしまえば、撃つことができなくなることをよくおぼえておいてほしい。
また、地面を蹴って予備動作なしに行う体捌きは、0・5秒以内で行うことができる。引き金の重さは1〜1,5キロあり、それを引くだけで0・5秒以上かかる。体捌きの方が引き金を引くよりわずかに速いのだ。銃を突きつけられたところから(86)
予備動作なしに地面を蹴って回転し(87)
銃をつかむ(88)
親指をトリガーガードの前につけ、残リ4本の指でハンマーを押さえる。銃を押さえ、銃身を下へ向けさせる(89)。
左足を進めて間合いをつめ(90)、
首を突き(91)、銃身を相手の中段へ向け(92)
そのまま相手の体に銃を添わせるようにして奪い取る(93.94)
そして金的蹴り(95)

銃のつかみ方はこのようになる。親指はトリガーガードの前、4本指でハンマーを押さえる(96.97)